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終わりです。。。

きっと、この漫画では分からなすぎると思うので、以前日記で書いたヒカル皇子の話を・・・。




「ヒカル皇子の華麗なる毎日」

全く進藤は何を考えているのか。
皇子という身分であるくせに、全く皇子らしくなくて、
誰もが一目置く存在であるにも関わらず、くだらないことを言っては笑っている。
先日などは、前髪を染料で金色に染めてしまった。
「頭おかしいぞ」
「おかしいなんて言うなよ神々しいって言えよ。仏像で使う金をこっそりもらって染めたんだぜ」
 
それまでも彼に驚かされることは少なくなかった。

けれど、前髪をつまみ上げて笑う進藤を見ながら、この時ばかりはドン引きしてしまった。

思わず抜け出た魂が新羅まで行ってしまった気がした。

 

そんな時はについていけないと進藤に対して思う瞬間だ。
 


「なぜ君は都に住まいを持たないんだ」
進藤は朝廷から離れた田舎に住んでいる。
だから。僕は朝廷への送り迎えや、帝の言葉を伝えるためにわざわざ行ったり来たりしなければならない。
「俺は斑鳩が好きなの。朝廷の権謀術数渦巻く空気なんて吸ってられるかよ。
あ。ちなみに、今の質問は禁句質問だから。官位2つ格下げね」
「進藤っ!!」

本当ならば、帝にだってなれる立場であるはずなのに、摂政などという自ら設定したあいまいな官職に甘んじて進藤はいつもお気楽そうに笑っている。

そして、僕の官位を上げたり下げたりしては喜ぶ進藤に
この国の未来を託したがっている官吏の気持ちが理解できないと心から思う。


「・・・近すぎると見えないことがあるんだ。この国のことに囚われていたら大陸とは渡り合えない」
西の方角を見て言った進藤の目に映し出されているものは斑鳩の景色ではない。
遠くを見据える彼の目には何が映っているのだろうと僕は思った。

この時の僕は
いつもついていけないと思う進藤に置いていかれたくないと思う自分がいることに気付いた。
【終】



あー、こんなこと描きたかったんだと理解していただけたら幸せです(涙)。
ちなみに、一番描きたかったのはドアップヒカルの笑顔です。